
Kさんの強みは「わからない」と言えるところです。リモート授業では、私から生徒さんの手元が見えないので、どのように考えたかを言葉でやりとりします。Kさんは途中式をきちんと書いているので、どこまで理解できていて、どこでつまずいているのかがはっきりと伝わりました。ごまかさない姿勢が、Kさんの成長につながったと思います。

中3の1年間で、実力テストの5教科合計点を90点以上あげた努力家のRさん。家庭学習でわからない問題があると、Rさんはまずは解説を見ながら自分でやってみて、それでもわからなかった問題を授業の時に必ず質問していました。まずは自分でやってみる姿勢が確実な学力を身につけることにつながり、単元テスト、定期テスト、実力テストのどれも確実に点数を上げていき、今までの最高点で志望校に合格することができました。

Cさんは、理解するとすぐに「先生、ノートにまとめてもいいですか?」と言って、理解したことを自分の言葉でノートに書いていました。「先生が説明したことを自分は本当に理解しているのか」と確認しながら、確実に理解しようとしていました。もともと、学習習慣や学習姿勢は身についていたので、塾で疑問を解決するようになったことで、短い期間でぐんぐん伸びていきました。

「なぜこの不等号にはイコールがついているのか?」「自分で考えたやり方と解答のやり方が違うけど、あっているのか?」「前に聞いた問題がわからなくなったから、もう一度教えてほしい」など、疑問をそのままにせず、1つ1つ確実に理解していくところが、Tさんの強さでした。

中学校の勉強の難しさや量の多さに戸惑っていたKさん。しかし、自分の成長を疑わないポジティブさで、どんどん力をつけていきました。「今日はこれがやりたい」と目的をもって塾に通うようになり、家庭学習からも力をつけることができるようになりました。

コツコツ取り組むのが得意なRさん。1冊のドリルを①単元テストまでに1回目、②定期テストに向けて2回目、③入試に向けて3回目と、繰り返し解くことで力をつけました。

Sさんは、普段は数学の授業でしたが、夏休みや入試前は5教科を広く扱いました。家での学習をがんばって、塾で確認するというサイクルで力をつけました。